スラッキー・ギターの偉大な巨匠、山内さんの師匠でもあり、私の師匠でもある
レイ・カーネ氏が亡くなりました...82歳でした。
つい2日前にアンティ・ジェノアが亡くなったばかりなのに。
私がハワイイに来たきっかけも、レイモンドの演奏を目の前で聴き、
心を大きく揺さぶられ、大感動したからでした。
批判もある中、ハワイアンではない私たちを受け入れ、
スラッキーを教えてくれた姿勢には、ただただ
「ありがとう」の言葉しか思い浮かびません。
奥様のイローディアや娘のモアナに会いに行ってきました。
イローディアは私がカーネ家のコテージを借りて以来、
私にとってはハワイイのママみたいな存在です。
少し、疲れているかな…という感じでしたが、
そんなにゲッソリやつれているわけではなく
普段と変わらない様子で迎えてくれました。
「レイモンドはとても安らかに亡くなったのよ、
亡くなった後も笑顔だった」と聞き、
「天寿をまっとうしたんだなぁ…」と、
私も心が安らかに救われるような気になりました。
彼女が最後までそばに居てテイクケアしてくれて、
レイモンドはとても幸せだったと思います。
来週の木・金曜日にお葬式(「1日じゃ足りない」と
言われたとか。)、次の日曜日に散骨だそうです。
木曜と日曜に出席させていただくことにしました。
「プロのミュージシャンも、生徒も、2曲ずつ
スラッキーを弾いてもらうのよ、ミワも弾いてね」と
言ってもらえて、とても光栄です。
合掌。